ノーベル平和賞の授賞式、ノルウェーで対面開催へ

ドミトリー・ムラトフ氏 (AP)
ドミトリー・ムラトフ氏 (AP)

ノルウェーのノーベル賞委員会は25日、首都オスロで12月10日に開くノーベル平和賞の授賞式を対面方式で開催する方針を明らかにした。新型コロナウイルス流行の影響で昨年はオンラインで開催された。

例年はスウェーデンで同じ日に授賞式を開くノーベル賞の他の5部門は、運営団体が9月、昨年に続いて対面方式を見送る方針を発表済み。物理学賞に決まった真鍋淑郎・米プリンストン大上席研究員ら各受賞者は、それぞれの居住地などで表彰を受ける予定。

今年の平和賞は、ロシアの独立系新聞編集長ドミトリー・ムラトフ氏と、フィリピンのニュースサイトを率いるマリア・レッサ氏に決まった。レッサ氏は過去の記事が名誉毀損に当たるとして昨年6月に有罪判決を受けた後、外国渡航を複数回却下された。授賞式出席の意向を示していたが、実現するかは不透明だ。

授賞式には昨年受賞した世界食糧計画(WFP)のビーズリー事務局長も出席予定。昨年はWFP本部のあるローマで表彰を受けていた。(共同)