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産経抄

10月26日

ミュンヒハウゼンといわれてピンとこなくても、『ほら吹き男爵』の主人公の名前と説明されれば納得できる。1950年代の初めに英国の医師はある困った患者の存在に気づいた。虚偽の症状や病歴を捏造(ねつぞう)して、なんとか病人でいようとする人たちである。医師は、戦争や旅行で経験したと称して大ぼらを吹く男爵にちなんで、ミュンヒハウゼン症候群と名付けた。

▼二十数年後には別の医師がとんでもない親の存在を論文で発表する。子供の症状について医師に誤った判断をさせるために噓をつき、検体に細工までする。乳児に大量の食塩を強制的に飲ませる事例もあった。医師は子供を「代理にした」ミュンヒハウゼン症候群だと考えた。

▼代理ミュンヒハウゼンは、深刻な児童虐待である。日本で広く知られるようになったのは、平成16年から20年にかけて岐阜や京都の病院で3人の幼女が死傷した事件からだ。「看病ぶりをほめられるのがうれしかった」。母親は、点滴に異物を混入して3人の症状を悪化させた動機についてこう語っていた。

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