日米同盟は「外交の基礎」 冨田駐米大使が講演

冨田浩司駐米大使
冨田浩司駐米大使

冨田浩司駐米大使は25日、ジョンズ・ホプキンズ大高等国際問題研究大学院のイベントで講演し、衆院選の結果にかかわらず「米国との同盟関係が外交の取り組みの基礎であり続けると確信している」と強調した。岸田文雄首相については、外相を長年務めた経験を念頭に「継続性を体現している。心強い」と語った。

岸田氏が衆院選を乗り切ったとしても、新型コロナウイルス流行の克服といった課題を抱えると説明。ただ、自由で開かれたインド太平洋地域の実現など「近年、わが国が目指してきた外交目標」に対する岸田氏の関与が国内問題によって弱まることはないと指摘した。

中国が軍事的圧力を強める台湾を巡っては、懸念を深めているとした上で「いかなる不測の事態にも対応できるよう努力している」と述べた。(共同)