中国当局、不動産大手指導 社債利払いを厳命

中国不動産大手、中国恒大集団のロゴ=9月、広東省深圳(ロイター)
中国不動産大手、中国恒大集団のロゴ=9月、広東省深圳(ロイター)

中国の国家発展改革委員会は26日、主要な業界の企業を集めて会合を開き、外貨建て社債の償還や利払いを着実に履行するよう求めたと発表した。中国メディアによると、招集されたのは不動産大手の幹部ら。中国恒大集団のデフォルト(債務不履行)懸念を受け、引き締めを図ったもようだ。

改革委は、各企業から経営状況と社債の返済計画の説明を受け、「財務規律と市場ルールを順守するよう要求した」としている。

恒大は23日が期限の米ドル建て社債の利払いを実施したとされ、デフォルトはいったん回避した。ただ29日に別の米ドル建て社債の利払い4750万ドル(約54億円)の猶予期日を迎えるほか、年末にかけ、さらに複数の利払い期日が控えている。支払えずに、格付け会社がデフォルトと認定する可能性があり、市場の緊張感は続いている。(共同)