拉致問題解決へ支援要請 有本恵子さん父、地元の兵庫知事に

拉致被害者の救出に向けた支援を斎藤元彦兵庫県知事(右)に要請する有本明弘さん=兵庫県庁
拉致被害者の救出に向けた支援を斎藤元彦兵庫県知事(右)に要請する有本明弘さん=兵庫県庁

北朝鮮に拉致された有本恵子さん(61)=拉致当時(23)=の父、明弘さん(93)が25日、兵庫県庁を訪れ、斎藤元彦知事に拉致被害者の救出に向けた支援を要請した。

面談は冒頭だけ公開され、明弘さんは斎藤知事に対し、全国の知事でつくる「北朝鮮に拉致された日本人を救う知事の会」で問題解決に向けた積極的な活動を行うよう求めるなど、4項目の要望書を手渡した。

面談後、報道陣の取材に応じた明弘さんによると、斎藤知事は知事の会で「先頭に立って国に働き掛ける」と述べ、拉致問題解決に向けた積極的な姿勢を強調したという。

兵庫県は、拉致問題を風化させないための啓発資料として約30分間の映像作品の制作を進めており、年度内の完成を目指している。