米国 マグロ15%増枠 現行規制初 日本に追い風

東部太平洋のマグロの資源管理を議論する国際会議が閉幕し、水産庁は25日、米国とメキシコの太平洋クロマグロの漁獲枠を2022年から前年比で15%拡大すると正式決定したと発表した。現行の漁獲規制が導入された15年以降、増枠を認めたのは初めて。日本のクロマグロの漁場である中西部太平洋側に関しては、増枠の可否を決める国際会議が12月に開催予定で、今回の決定は追い風になりそうだ。

今回の会議は全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)の年次会合で、20カ国・地域が参加し、19~23日にウェブ会議形式で開いた。この水域でクロマグロ漁を行う米国とメキシコが、22年から一律で15%増やした上で計200トン追加することを決めた。メキシコは日本にも出荷しており、輸入が増える可能性がある。