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田中和仁氏 世界体操、ハイレベルだった各種目の決勝

【体操世界選手権】男子個人総合決勝の演技終了後、握手を交わす橋本大輝(左)と中国の張博恒 =22日、北九州市立総合体育館(代表撮影)
【体操世界選手権】男子個人総合決勝の演技終了後、握手を交わす橋本大輝(左)と中国の張博恒 =22日、北九州市立総合体育館(代表撮影)

北九州市で開催されていた体操の世界選手権が閉幕した。日本の獲得メダルは、男子が種目別鉄棒の橋本大輝(順大)らによる銀5個。女子は床運動の村上茉愛(まい)=日体ク=の金など金2、銅1の3個と健闘が光った。2012年ロンドン五輪体操男子団体総合銀メダリスト、田中和仁氏に今大会を総括してもらった。

男子個人総合の橋本大輝と張博恒(中国)の優勝争いは、着地における「一歩」の減点の差もない熾烈な戦いだった。

橋本は東京五輪の後、9月の全日本学生選手権を挟んで世界選手権に臨んでいた。五輪で金メダルを取ったことで、日本の新しいエースとして背負っているものが違っただろう。五輪より個人総合決勝と種目別決勝の間の日数が短く、難しさもあったはずだ。その中でも表情に硬さは見られず、最後までやり切れていた。

各種目の決勝はハイレベルで面白かった。通常、五輪の次の世界選手権は、そのシーズンから新しくなった採点ルールで試合が行われる。しかし今回は五輪の1年延期で同年開催となり、従来のルールで実施されたため、選手の演技が熟練していた。

一方で、床運動をはじめ来季からの新ルールを意識した演技構成の選手も見受けられた。パリ五輪までは3年と期間が短い。海外勢も動き出している。

種目別鉄棒の決勝での内村航平(ジョイカル)は、久々に気持ちの良い着地だった。彼にとっても、見る側としても、良い試合になったと思う。