ロッテの田村が先制打 好リードでマジック3に

5回ロッテ1死一塁、田村が左中間に先制二塁打を放つ=ZOZOマリン
5回ロッテ1死一塁、田村が左中間に先制二塁打を放つ=ZOZOマリン

ロッテは先発マスクをかぶった田村の攻守にわたる活躍で、日本ハムを破り首位に浮上した。

負けられない試合で点が入らない。重苦しい雰囲気を払ったのは、16日以来の先発マスクをかぶったロッテの田村だった。五回1死一塁、甘く入った変化球を左中間へと運ぶ先制適時二塁打。「つなぐ意識で右方向を狙っていたが、たまたま引っかかった。いいところに飛んだ」。守備でも先発の石川を巧みにリードし、勝利に導いた。

今季は4月に左足を痛めて離脱。6月に復帰したが、トレードで途中加入した加藤に先発を譲る試合が増えた。「出ていない時にできることを探すのがプロ」とベンチでは率先して声を出し、試合に出る準備も怠らなかった。

9回、勝利に笑顔を見せるロッテ・益田直也(左)と田村龍弘=ZOZOマリン(斎藤浩一撮影)
9回、勝利に笑顔を見せるロッテ・益田直也(左)と田村龍弘=ZOZOマリン(斎藤浩一撮影)

この日の試合前には石川に「2本打ちます」と宣言して2安打。序盤は調子の上がらない石川をテンポの良い配球で立ち直らせ、8回無失点の好投を引き出した。九回は益田が打たれて1点差に迫られ、「やらかしたら(今後)組めないと思ったので必死で頑張った」。球団新記録のシーズン38セーブを挙げた守護神と勝利のハイタッチをした。

優勝へのマジックナンバーを3に減らし、残り4試合。「出たら頑張るし、出なかったらベンチで頑張る」。一丸となって頂点を取りに行く。(神田さやか)