表彰台にも自己評価厳しく 宇野昌磨「光栄だが…」

男子SPで2位の宇野昌磨=ラスベガス(AP=共同)
男子SPで2位の宇野昌磨=ラスベガス(AP=共同)

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカ第2日は23日、米ネバダ州ラスベガスで行われ、男子はショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)がフリー3位となり、合計270・68点で2位となった。

久しぶりにグランプリシリーズの表彰台に戻ってきた。世界選手権3連覇を誇るチェンの追い上げを振り切り、2018年GPファイナル以来となる2位。「光栄だし、すごいことだと十分承知している」としつつも、「自分の求めているレベルまで到達していない現実を、改めて再確認した」と自己評価は厳しかった。

内容には満足していない。冒頭の4回転ループは着氷時に右手をついた。続く4回転サルコーは回転不足で3回転の扱いになった。その後も、ジャンプで着氷をこらえる場面が目立った。それでも、大崩れせずにフリー3位の181・61点。SP4位のチェンの猛追をかわした。

新たな発奮材料もあった。4回転5本を着氷して優勝したゾウの練習を目の当たりにし、「日頃からフリーを安定して何回も何回もやっているんだなっていうのが、練習からにじみ出ていた。僕も、もっと練習できるんじゃないかな」と刺激を受けた。

次戦は第4戦のNHK杯(11月12、13日、東京)となる。「今回足りなかったものを再確認し、NHK杯に向けて練習を積み重ねたい」と闘志を燃やした。(久保まりな)

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