与野党党首、後半戦意気込み 首相「与党で過半数」

衆院選公示後初の週末を迎え、各地の街頭で支持を訴える9党首。右から左へ、上段から下段へ、自民党総裁の岸田首相、立憲民主党の枝野代表、公明党の山口代表、共産党の志位委員長、日本維新の会の松井代表、国民民主党の玉木代表、れいわ新選組の山本代表、社民党の福島党首、NHK党の立花党首=23日
衆院選公示後初の週末を迎え、各地の街頭で支持を訴える9党首。右から左へ、上段から下段へ、自民党総裁の岸田首相、立憲民主党の枝野代表、公明党の山口代表、共産党の志位委員長、日本維新の会の松井代表、国民民主党の玉木代表、れいわ新選組の山本代表、社民党の福島党首、NHK党の立花党首=23日

与野党9党首は24日午前のテレビ番組に出演し、衆院選(31日投開票)の手応えや後半戦への意気込み、焦点の外交安全保障政策などについて語った。

岸田文雄首相(自民党総裁)は「新型コロナウイルス対応や経済対策を中心に国民の関心は高い。北朝鮮の弾道ミサイル発射もあり、外交・安全保障への関心も高まっている。自民党として責任を持って取り組んでいく点をこれからも力を入れて訴えてきたい」と語った。衆院選の勝敗ラインについては「与党で過半数を目指す」と重ねて述べた。

立憲民主党の枝野幸男代表は「一人一人の暮らしや命を政治が下支えするという訴えに対し、想定を超える期待の声がある」と述べ、政権交代への意欲をにじませた。共産党などとの選挙協力について「効果は大きい」と評価する一方、安全保障政策に関しては「立民の安保政策で進める。その大筋は現実的な自民党宏池会(岸田派)が進めてきた政策と大きな違いはない」と説明した。

公明党の山口那津男代表は「未来を担う子供を社会全体で応援するというメッセージに強い手応えを感じている。最後まで訴え切りたい。自公連立政権に公明がいることが大事だ」と強調した。

共産党の志位和夫委員長は「9年間の『安倍・菅政治』は格差と貧困をひどくし、新型コロナの失政で多くの犠牲を出した。岸田新政権は反省なく引き継ぐとの姿勢だ」と批判し、野党共闘による政権交代を訴えた。

日本維新の会の松井一郎代表は「野党の野合大連合については、国の根幹である外交安全保障を横に置いて、政権選択で有権者の信を問う。これほど無責任な話はない」と批判した。

安全保障政策をめぐり、国民民主党の玉木雄一郎代表は、軍事転用可能な新技術を日米で協力し、守っていくとの考えを示した。

れいわ新選組の山本太郎代表は「米中対立の最前線に日本が躍り出てはいけない」と慎重対応を唱えた。社民党の福島瑞穂党首は、敵基地攻撃能力の保有は憲法違反だとして反対を明言。「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の立花孝志党首は「防衛費は強化すべきだ」と話した。

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