参院山口補選 北村氏が盤石の勝利 衆院選自民に勢い

万歳をする支持者とともに当選確実となったことを喜ぶ北村経夫氏(右から3人目)=24日、山口市
万歳をする支持者とともに当選確実となったことを喜ぶ北村経夫氏(右から3人目)=24日、山口市

参院議員の辞職に伴う山口選挙区補欠選挙が24日投開票され、自民党前職の元経済産業政務官、北村経夫氏(66)=公明推薦=が、共産党と「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の新人2人を破って当選確実となった。岸田文雄政権発足後、初の国政選挙で、与野党とも衆院選(31日投開票)の前哨戦と位置づけており、山口県内の自民に勢いがつきそうだ。(小沢慶太)

「有権者はコロナ禍で苦労する中、頼れる責任政党への期待が大きかった。平和な暮らしを守るという訴えを多くの方に理解してもらった」

北村氏は山口市内のホテルで、午後8時の投票締め切り直後、テレビに当確の速報が流れると、集まった地元県議や支持者ら約300人を前に引き締まった表情で語った。

参院比例の当選2回で、今回、山口選挙区から出馬した北村氏は、分厚い保守地盤を固め、終始、選挙戦を優位に進めた。選挙期間が重なった衆院選の候補者とも連動した運動を展開。「安定した自公政権の継続」を訴え、手堅く支持を集めた。

北村氏は衆院選に弾みをつける圧勝に「先陣を切って大きな勝利を得られ、大変うれしく思うとともに安堵(あんど)している」と話した。

共産新人の元県議、河合喜代氏(61)は、社民党県連から支持を受けたほか、立憲民主党やれいわ新選組の衆院選候補と連携し、政権の新型コロナウイルス対策を批判したが、支持に広がりを欠いた。

NHK党新人のネット評論家、へずまりゅう氏(30)も及ばなかった。