中国恒大、綱渡りの利払い実行 期限続く

恒大集団、崩壊へ突き進むか(ロイター)
恒大集団、崩壊へ突き進むか(ロイター)

経営危機に陥った中国不動産大手、中国恒大集団が23日、米ドル建て社債の8353万ドル(約95億円)の利払い期日を迎えた。中国の複数メディアによると、恒大は利払いを実行しており、デフォルト(債務不履行)はいったん回避されたもようだ。だが今後も利払い期限が相次ぎ、予断を許さない状況が続く。

利払い期日は本来は9月23日だったが、資金繰りがつかずに支払えず、30日間の猶予期間に入っていた。中国メディアによると、恒大は今月21日、受託者である米シティバンクに利息を送金した。

だが、恒大は29日にも米ドル建て社債の利払い4750万ドルの猶予期日を迎えるほか、年末にかけ、さらに複数の利払い期日が控えている。支払えずに、格付け会社がデフォルトと認定すれば、国際的な信用不安につながる恐れがある。

(共同)