宝物殿開館100年 明治神宮で記念展

正倉院の校倉造を模した明治神宮宝物殿の建物=23日、渋谷区(鵜野光博撮影)
正倉院の校倉造を模した明治神宮宝物殿の建物=23日、渋谷区(鵜野光博撮影)

明治天皇、昭憲皇太后ゆかりの品々を収蔵・展示してきた明治神宮宝物殿(東京都渋谷区)が11月1日に開館100年を迎えることを記念し、「明治神宮 その歴史と建築」展が23日、同施設で始まった。後継施設である明治神宮ミュージアム(同)でも、宝物殿の開館当時に陳列された明治天皇の御物(ぎょぶつ)などを集めた特別展「明治の聖代を見晴るかす」が開かれている。

宝物殿は明治神宮の鎮座翌年の大正10年に開館。正倉院の校倉造(あぜくらづくり)を模した意匠と初期の鉄筋コンクリート建築が特徴で、平成23年に国の重要文化財に指定された。本殿が焼失した昭和20年4月14日未明の空襲では、御神体を猛火から守るため緊急の遷座が行われた場所としても知られる。

平成29年1月から行われた耐震補強工事が完了し、明治神宮の展示で使用されるのは4年9カ月ぶり。記念展では、明治神宮の建築についてパネル展示のほか、空襲で傷ついた屋根銅板などの資料が出品されている。11月7日まで(木曜休館)。一般500円。

明治天皇が使用したと伝えられる質素な造りのたんす=明治神宮ミュージアム
明治天皇が使用したと伝えられる質素な造りのたんす=明治神宮ミュージアム

明治神宮ミュージアムの特別展では、あまりに質素なため来館者を感動させたと伝えられる明治天皇使用のたんすや、昭憲皇太后の十二単(じゅうにひとえ)、明治天皇が日清戦争時に広島大本営で愛読したとされる「太平記」などが展示されている。12月5日まで(木曜休館)。一般千円。

産経新聞に連載された「100年の森 明治神宮物語」が再編集され、冊子として発売されています。A4判オールカラー144ページ、3000円(税込み、送料別)。

購入申し込みは名前、住所、郵便番号、電話番号、冊子名、希望冊数を明記し、はがき(〒556-8666、住所不要)、ファクス(03・3518・8831)、電子メール(meiji100@esankei.com)のいずれかで「冊子 100年の森」係へ。産経iD(https://id.sankei.jp/e/2161)でもお申し込みいただけます。

【お問い合わせ】産経新聞開発(03・5281・3041)平日午前10時~午後5時。