中越地震から17年で追悼式 旧山古志村、鐘の音に祈り

新潟県中越地震から17年となり、旧山古志村でともされたキャンドル=23日午後、長岡市
新潟県中越地震から17年となり、旧山古志村でともされたキャンドル=23日午後、長岡市

68人が死亡した新潟県中越地震から17年となった23日、5人が犠牲となり一時全村避難した長岡市の旧山古志村で追悼式が開かれた。当時の住民数にちなみ約2200本のキャンドルをともし、発生時刻の午後5時56分、5人の名前が刻まれた「希望の鐘」の音を合図に元村民らが黙とうをささげた。

新潟県中越地震から17年となり、旧山古志村で「希望の鐘」を鳴らす子どもら=23日午後5時56分、長岡市
新潟県中越地震から17年となり、旧山古志村で「希望の鐘」を鳴らす子どもら=23日午後5時56分、長岡市

五十嵐なつ子さん(70)は当時ヘリで避難し、地震から2年後に帰った。「何かの間違いだ」と思ったこともあるが全国からの支援に救われたといい、恩返しのためにとレストランを営む。「この先も10月23日は必ず毎年祈りをささげ、共有したい」と思いを語った。

中越地震は2004年に発生。新潟県川口町(現長岡市)を震源に、最大震度7を記録した。約4800人が重軽傷を負い、住宅損壊は約12万棟。当時、人口2167人、690世帯だった旧山古志村は、今年10月1日時点で846人、391世帯に減少している。

新潟県中越地震から17年となり、旧山古志村で黙とうをささげる元村民ら=23日午後5時56分、長岡市
新潟県中越地震から17年となり、旧山古志村で黙とうをささげる元村民ら=23日午後5時56分、長岡市