産経抄

10月23日

共産党の志位和夫委員長(酒巻俊介撮影)
共産党の志位和夫委員長(酒巻俊介撮影)

将来的な社会主義、共産主義社会への移行を目指す共産党が、自分たちは中国とは違うと強調していることが気になっている。志位和夫委員長は、18日の日本記者クラブ主催の討論会でも理想を語っていた。「決して、潰れてしまったソ連や中国のような自由も民主も人権もない社会じゃない」。

▼志位氏は今年7月の中国共産党創建100年に当たっても、こう明言した。「中国による東シナ海や南シナ海での覇権主義的行動、香港やウイグルでの人権侵害は、社会主義とは無縁であり、共産党の名に値しない」。中国に対してモノが言えない公明党よりも、よほど毅然(きぜん)としている。

▼とはいえ、共産党ナンバー4の政策委員長を務めた筆坂秀世元参院議員によると、中国共産党とは蜜月と断絶を繰り返してきたのが実態である。志位氏は平成27年11月のテレビ東京番組では、北朝鮮と中国について「リアルの危険があるのではない」と擁護していた。

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