米映画撮影で5日前も誤射 「非常に危険」と懸念

アレック・ボールドウィンさん(UPI=共同)
アレック・ボールドウィンさん(UPI=共同)

米西部ニューメキシコ州で映画撮影中に俳優アレック・ボールドウィンさん(63)が小道具の銃を撃ち2人を死傷させた21日の事故で、撮影現場では5日前にも銃の誤射が起き、スタッフが安全性への強い懸念を示していたことが分かった。米紙ロサンゼルス・タイムズが22日、目撃者の話として伝えた。地元当局は関係者を事情聴取し、詳しい状況を捜査している。

同紙によると、現場では16日にもボールドウィンさんのスタントマンが使用した小道具の銃から弾のようなものが2発発射された。スタントマンは事前に、弾薬が入っていないことを意味する「コールドガン」だと伝えられていた。スタッフが「非常に危険だ」と責任者側に報告した。

目撃した一人は、現場では撮影を急ぐことが優先されており「安全性に関する打ち合わせはなく再発防止も保証されていなかった」と証言した。(共同)