浪速風

数字にこだわる

背番号「18」をつけて最後のマウンドに向かった西武の松坂大輔投手
背番号「18」をつけて最後のマウンドに向かった西武の松坂大輔投手

引退試合を行ったプロ野球西武の松坂大輔投手は、エースナンバーの「18」に強い執着があった。最後の登板のために、背番号16をプロ入りした際の18に変えたほど。記者会見でも「周りにいい加減(かげん)にしろと言われるぐらい、何でも18。1と8を身につけたかった自分がいた」と振り返っていた

▶松坂投手が18に惹(ひ)かれるようになったのは、ひと回り年上で、自身と同じように高校時代に甲子園で活躍した巨人の桑田真澄投手への憧れがきっかけ。子供のころに背番号18をつけてマウンドに立つ桑田投手の姿が格好良く見え、意識し始めたのだという

▶18がエースナンバーと認識されるようになった理由には、諸説ある。桑田投手のほか、藤田元司投手、堀内恒夫投手ら巨人の歴代のエースがつけていたからというのが有力。歌舞伎の「十八番」が起源とも言われる。ともあれ、こうしたこだわりが、松坂を「平成の怪物」と呼ばれる大投手にしたように思える。