衆院選栃木・候補者の横顔(3区)

伊賀央氏(立新)

衆院議員秘書を経て郷里の兵庫県豊岡市に戻り、市議を6期24年。長年、地方行政の現場に身を置いてきた経験から、「即戦力が強み」と自負する。

父は旧社会党の衆院議員。大学卒業後、父と交流のあった同党衆院議員の武藤山治氏(栃木県足利市)の公設秘書となり、国政のダイナミズムを間近で目にした。「政治の世界でがんばろう」と決意し「まずは地方議会の現場を勉強しよう」と豊岡市議になった。

今回、国政を目指すのは安倍晋三政権時代の特定秘密保護法など一連の政策に強い危機感を抱いたから。地方議員の活動に限界を感じ、立憲民主党県連が公募した衆院候補に応募した。

政策では第一に新型コロナウイルス対策を掲げ、経済対策として消費税の一時引き下げ、中間所得層の減税などを挙げる。

趣味はオートバイとカラオケで、かつては大型でツーリングを楽しんだが、今はもっぱら原付きバイク。「風を切るのが気持ちいい」と選挙活動にも利用する。現在、栃木県大田原市議の妻は宇都宮市出身で父は旧社会党の衆院議員。「栃木とは縁が深く、第2の故郷と思っている」。大田原市で妻と愛犬と暮らす。

簗和生氏(自前)

積極的に現場に赴き、地域の思いに触れる「地元密着 現場主義」を初当選以来、貫いている。国会には今も那須塩原駅(栃木県那須塩原市)から新幹線で通い、夜は極力、地元に戻り地域の声に耳を傾ける。

新型コロナウイルス禍では地元に帰れないときもあったが、電話で対応し持続化給付金の相談にも乗ったという。「地域に寄り添い声を聞き、国に届けるのが国会議員。それ以上、それ以外でもない」と政治家としての思いを語った。

これまでに国土交通政務官などを務め、一昨年に大きな被害をもたらした台風19号からの復旧加速化に尽力したほか、国道4号の整備や栃木県大田原市の新庁舎建設にも一役買った。

4度目となる今回の選挙では、新型コロナ対策を第一に掲げ「経済社会活動をいかに早く本格的にもっていくかが、政治に対する国民の強い願い。しっかり財政出動して、必要な支援の充実を図っていきたい」と声に力を込めた。

座右の銘は「初心忘るべからず」。「立候補したときの気持ちを忘れず、もち続けたい」と自らに言い聞かせ、交差点に立つ「辻立ち」を立候補以来、続けている。大田原市の自宅で妻と長男の3人家族。(届け出順)

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