各党の衆院選公約を読んで改めて思う。「健全な日米同盟を基軸とし」と掲げる立憲民主党と、「日米安保条約を廃棄」と主張する共産党の候補者一本化と政権奪取後の「閣外協力」の合意は、やはり納得できない。虚無的、背徳的だとすら感じる。これでどうやって国民の生命、財産、自由を守るというのか。
この問題をめぐっては、17日のNHK番組でこんなやりとりがあった。
自民党・甘利明幹事長「政府の意思決定に(自衛隊や皇室制度に否定的な)共産党の意思が入ってくるということだ。日本の政治史上、一度もなかった。(立民、共産は)考え方が全く違う。体制選択選挙だ」