衆院選和歌山2区 候補者の横顔

19日に公示された衆院選は、新型コロナウイルスへの対応や経済対策などを争点に、和歌山県内3選挙区で計10人が立候補。31日の投開票に向けて舌戦を展開している。各候補者の政策や人柄などについて、選挙区別に紹介する。(届け出順)

遠西愛美氏(N新)

「庶民と国会の感覚はずれている」と立候補した動機を語る。

茨城県出身。絵を描くこととゲームが趣味で、ゲーム系の専門学校を卒業。大阪の大手ゲームソフトメーカーに就職し、WEBエンジニアとして働いている。

結婚を機に、夫の実家がある橋本市に移住。住んでみた地域の魅力を「自然の景色が素朴で美しい」と表現。そんな魅力を動画投稿サイト「ユーチューブ」でも発信している。

自宅でNHKの番組を全くみていないのに、受信料を請求されたことに疑問を抱き、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」からの立候補を決意した。

「ファッションで女性の新たな生き方を提示した」と、フランスのファッションデザイナー、ココ・シャネルを尊敬。「そんな存在に私もなりたい」と政治団体「女性議員50%を目指す党」代表を務める。

石田真敏氏(自前)

「和歌山は、自然があって都会が近い。最高なのでは」と郷土愛を熱く語る。

海南市出身。少年の頃から政治好きの親と一緒に政治番組をみていたといい、「世の中の枠組みづくりに参加したい」と政治家を志した。県立海南高校から早稲田大学に進学。卒業後は衆院議員の秘書になり、県議を経て海南市長を2期務めるなど、地方自治に精通している。

力を入れているテーマは「地方創生」。総務大臣を務めた際には、全国各地の首長らとメールを通じて頻繁に情報共有した。「東京一極集中を是正したい」と熱く語る。

尊敬する人物は「維新の三傑」と称される大久保利通。「あの大変な中での精神力や構想力はすごい」と感銘を受けている。

好物は「毎朝食べている」という果物。健康への配慮を欠かさず、「風邪はひかない」という。

藤井幹雄氏(立新)

「政府・与党が、国民にきちんとした情報を与えない。『日本の政治はこれでいいのか?』と思うようになった」と立候補した動機を説明。令和元年の参院選に続いて今回、再び国政に挑戦する。

かつらぎ町出身。県立橋本高校から東京大学に進学。司法試験に合格し、弁護士となった。中学時代に差別問題を学んだことが志したきっかけだった。

長年、市井の人々に寄り添い、和歌山弁護士会長も歴任。弁護団の一員として逆転無罪判決を勝ち取ったこともある。

水泳やトライアスロンなどが趣味。特に、沖縄で弁護士をしていた頃に始めたトライアスロンについては「ゴールした時の達成感が格別」と魅力を語る。

好きな言葉は「愚直」。「奇をてらえば、だいたい失敗する。秘策はない。忠実、愚直がいい」と自分に言い聞かせている。

所順子氏(維新)

「随分と悩んだが、人生は一度きり。『トライしてみよう』という気持ちになった」と、5期途中で高野町議を辞めて立候補した動機を振り返る。

高野町出身。高野山高校を卒業し、宝石デザイナーに。結婚後、海外の高校進学を目指す長女と渡米した。当初は英語もできなかったが、「精神的にも強くなった」と自己分析する。

平成15年に町議選で初当選。是々非々の姿勢で町政を厳しくチェックし、議長も務めた。「おかしい」と思ったことは堂々と異議を唱え、徹底追及してきた。

尊敬する人物は、県出身の世界的な博物学者・南方熊楠。「自然を崩さない精神が高野山にぴったり」と魅力を語る。

趣味は海外旅行で、これまでに約40カ国を訪れた。世界三大珍味のフォアグラが好物といい、「パリに行けば味わうのが楽しみ」と話す。

■衆院選和歌山1区 候補者の横顔

■衆院選和歌山3区 候補者の横顔