衆院選京都1区 候補者の横顔

19日に公示された衆院選で、京都府内6選挙区には計20人が立候補した。31日の投開票に向けて、新型コロナウイルス対応や経済対策などを争点に論戦が続いている。候補者の政策や人柄について選挙区ごとに紹介する。(届け出順)

穀田恵二氏(共前)

「今度の選挙では新しい政治を作っていく。市民と野党の共闘で政治を変えるために全力を尽くす」。開口一番こう切り出した。

平成5年に初当選し、9年から国対委員長を務める党の重鎮。7月には在職25年記念に西陣織で制作した肖像画を披露した。その際、自ら「永遠の好敵手」と位置づける自民の伊吹文明氏ら党派を超えて多くの政治家が駆け付けた。

交流の広さもうかがわせる半面、政治家としての理念は揺るがない。「新型コロナウイルス対策での前政権の無為無策、強権政治、庶民の苦しみをないがしろにする政治を許すわけにはいかない」と断じる。

今回の選挙では、市民の命や暮らし、中小企業の経営、平和を守ることを訴える。さらに、その先に実現するものとして「社会保障が充実し、8時間労働で十分暮らしていける社会」をあげた。

堀場幸子氏(維新)

「子供たちに『君たちの未来は明るい』と言ってあげたいという気持ちで政治にチャレンジした」。2人の子供を育てる母親としての気持ちがしっかりした口調からにじみ出る。

京都市出身。現在は、怒りの感情を抑える手段を説くアンガーマネジメントの講師を務める。子育て中に、つい怒ってしまうことへの後悔から手に取った本をきっかけに深く学んだという。

訴える政策も教育改革に加え、仕事と子育ての両立に必要な改革や地方分権と、自分の経験に基づく。

「子育て中の親として厳しいこともあるが、それでも政治への道をあきらめずに頑張りたい」と強い決意を語る。

趣味は、ジオパーク巡り。今はコロナ禍で行けていないが、「落ち着いたら子供と自然の息吹を感じたい」と語る表情に母親らしい優しさが感じられる。

勝目康氏(自新)

政界に大きな足跡を残してきた伊吹文明氏の後継として立候補した。それだけに「伊吹さんが果たしてきた役割はきっちりと継ぎたい」と決意を語る。

京都市生まれ。平成9年に総務省に入省した。その後は地方自治体や在フランス大使館などに赴任し、平成29年~令和2年に府民生活部長、府総務部長を務めた。昨年はコロナ禍の中で予算編成に携わったが、7月には総務省へ。「もっと責任を持って予算をやりたかった」とじくじたる思いを口にする。

今回の選挙では子供を大切にし、日本の発展を支えてきた高齢者が安心して老後を迎えられる世の中づくりなどを訴える。

伊吹氏は引退表明の際、京都市出身の官僚が後継にふさわしいと明言していただけに、自身も「京都出身者として京都を守る。そんな地元への愛も受け継ぐ」と語った。

■衆院選京都2区 候補者の横顔

■衆院選京都3区 候補者の横顔

■衆院選京都4区 候補者の横顔

■衆院選京都5区 候補者の横顔

■衆院選京都6区 候補者の横顔

会員限定記事会員サービス詳細