正論

目玉政策「経済安保」への注文 明星大学教授・細川昌彦

参院本会議の代表質問で答弁する岸田首相
参院本会議の代表質問で答弁する岸田首相

≪米中対立で環境が激変し≫

岸田文雄新政権の目玉政策は経済安全保障だ。米中対立が激化する中で、グローバルに大きなうねりになっている。歴史的に見て、今は大きな時代の転換点だ。軍事転用可能な技術の流出阻止といった経済安保の政策は今に始まったわけではない。かつて約30年前、当時の通産省では経済官庁としては初めて「安全保障」の名前を冠した部署を正式に設けた。

「安全保障は外務省・防衛庁(当時)の専管事項だ。経済官庁の部署の名に『安全保障』を付けるとはとんでもない」。霞が関では猛反対にあって難産の末の認知だった。あたかも「安全保障」を名乗れるのは武士だけで「商人は名乗るべからず」との意識だ。

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