安倍元首相、全国遊説開始 激戦区テコ入れ

安倍晋三氏(矢島康弘撮影)
安倍晋三氏(矢島康弘撮影)

自民党の安倍晋三元首相は21日、衆院選の応援のための全国遊説を始めた。激戦の選挙区を回り、てこ入れを図る。

安倍氏が最初に駆け付けたのは神奈川1区に含まれる横浜市。麻生太郎副総裁の最側近で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令中に東京・銀座のクラブを訪れた問題で自民を離党した無所属候補が苦戦している。安倍氏は「政治生命をかけた戦いだ。もう一回、力を与えてほしい」と訴えた。

夕方には埼玉5区に含まれるさいたま市内で街頭演説した。同区では自民公認の牧原秀樹元経済産業副大臣が立憲民主党の枝野幸男代表に5連敗し、うち4回は比例代表で復活当選している。安倍氏は「立憲民主党と共産党に負けるわけにはいかない。負けたら日本は再びあの悪夢のような時代に逆戻りしてしまう」と強調した。