元同僚の郵便物入手か 「e転居」入力疑い男再逮捕

愛知県警本部=名古屋市
愛知県警本部=名古屋市

元同僚男性宛ての郵便物を入手しようと、男性が転居したとする虚偽の情報を日本郵便の転居手続きサイト「e転居」に入力したとして、愛知県警豊田署は20日、私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、名古屋市千種区汁谷町、会社員川角正得容疑者(31)=詐欺容疑などで逮捕=を再逮捕した。

e転居は、郵便物を引っ越し後の新住所に1年間転送する無料サービス。他人に成り済まして郵便物を横取りする事件が相次いだことを受け、日本郵便は9月、顔写真などの提出も求める新ルールを導入した。

再逮捕容疑は1月25日ごろ、日本郵便のサイトに男性が転居したとのうその情報を入力したとしている。

川角容疑者は同じ男性に成り済まして消費者金融のカードローン契約をしたとして、詐欺などの疑いで9月30日に逮捕された。

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