衆院選新潟 6選挙区に16人立候補 5区は首長経験者三つどもえの戦い

選挙戦がスタートし、立候補者の街頭演説に聞き入る有権者ら
選挙戦がスタートし、立候補者の街頭演説に聞き入る有権者ら

第49回衆院選(31日投開票)は19日公示され、新潟県内の6選挙区に16人が立候補した。内訳は前職7人、元職1人、新人8人。政党別では、自民党6人、立憲民主党4人、共産党、日本維新の会、国民民主党が1人ずつ、無所属が3人。全選挙区で与野党が激突する構図となった。各陣営は新型コロナウイルス対策や自公連立政権の是非などを争点に、12日間にわたる舌戦の火蓋を切った。

5区

2人の県知事経験者と元長岡市長が三つどもえの戦いを演じる5区は、全国屈指の注目選挙区だ。

前知事で野党の支援を受ける無所属新人の米山隆一氏(54)は同日朝、長岡市内の選挙事務所で出陣式を行った後、JR長岡駅前の目抜き通りで第一声。「9年間のアベノミクスで実質賃金は10ポイント低下した。これではみなさんの生活は苦しくなる。当たり前のまっとうな政治を取り戻すのが今回の選挙」と訴えた。

元同市長で無所属新人の森民夫氏(72)は長岡駅前のホテルで必勝を誓う会を開き、「新潟県中越地震(平成16年)からの復興に尽力した(衆院議員だった)長島忠美さんの遺志を引き継ぐのは私しかいない」とアピール。支援する地元企業の経営者らと気勢を上げた。第一声は、長島氏の出身地、同市山古志地区で行った。

元知事で自民前職の泉田裕彦氏(59)は同駅前の別のホテルで出陣式を行い、「豪雪地帯の声を国に届ける国会議員は少ない。その役割を果たす国会議員が新潟5区には必要だ。どうか、みなさんの力を貸してほしい」と訴えた。その後、駅前ロータリーで第一声を上げ、選挙区内を精力的に回った。

1区

維新の会の元職、石崎徹氏(37)は新潟市中央区内の事務所で出陣式を行い、近くの商業施設前で街頭演説。自民新人の塚田一郎氏(57)は同区内の白山神社で出陣式を行った後、市内の中心街で第一声を上げた。立民前職の西村智奈美氏(54)は同区の新潟駅万代口前で第一声を上げた後、西区や東区で街頭演説を行った。

2区

国民新人の高倉栄氏(50)は、燕市の選挙事務所で出陣式を開いた後、同市、出雲崎町、刈羽村を遊説。自民前職の細田健一氏(57)は新潟市西蒲区、燕市、柏崎市の順で出陣式を行い、投開票日に向けて気勢を上げた。共産新人の平あや子氏(41)は柏崎、長岡、燕各市、新潟市西蒲区の商業施設などで街頭演説を行った。

3区

前回選挙で日本一の激戦区(当落の差が50票)となった3区。立民前職の黒岩宇洋(たかひろ)氏(55)は、新発田市役所近くの選挙事務所前で出陣式を行い、大票田の同市内で街宣活動を行った。一方、選挙区で苦杯をなめ比例復活した自民前職の斎藤洋明氏(44)は、同市内の諏訪神社で出陣式を行い、同市や阿賀野市を回った。

4区

立民前職の菊田真紀子氏(52)は三条市内の選挙事務所で第一声を上げ、見附、長岡、加茂各市、新潟市秋葉区など選挙区内を回った。自民新人の国定勇人氏(49)は三条市の選挙事務所で出陣式を行った後、新潟市秋葉区、江南区、南区や田上町で街宣活動を行った。

6区

立民新人の梅谷守氏(47)は上越市内の選挙事務所で出陣式を行い、糸魚川、妙高各市を回った。自民前職の高鳥修一氏(61)は、上越市の上越文化会館広場で出陣式を行った後、同市と糸魚川市で街宣活動。派遣社員で無所属新人の神鳥古賛(こさん)氏(53)は新型コロナワクチン反対を掲げる。