高浜原発作業員が指を骨折 テロ対策施設工事現場

関西電力高浜原発の(手前から)2号機、1号機=福井県高浜町(本社ヘリから)
関西電力高浜原発の(手前から)2号機、1号機=福井県高浜町(本社ヘリから)

19日午後11時半ごろ、定期検査中の関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の敷地内で、クレーンの解体作業をしていた協力会社社員、石村優さん(50)=神戸市東灘区御影山手=が、鉄骨などに左手中指を挟まれ骨折する重傷を負った。

福井県警小浜署や関電によると、事故があったのはテロ対策の「特定重大事故等対処施設」(特重施設)の工事現場。資機材の運搬に使ったタワークレーンの解体作業中、石村さんは別のクレーンでつった鉄骨を手で支えていて、運転席外側の手すりとの間に指を挟まれた。

運転開始から40年を超えた高浜1、2号機を巡っては、福井県知事が再稼働に同意したものの、特重施設が未完成となっている。