自民党 衆院選公約要旨

自民党の選挙パンフレット
自民党の選挙パンフレット

【前文】

新型コロナウイルス感染症は私たちの暮らしを大きく変えた。着実なワクチン接種をはじめ、コロナ対策をさらに加速させ、これからの新しい時代をいかに創り出していくか。まさに正念場だ。

新しい経済のかたちを生み出す「成長」と「分配」を柱とした政策を。少子化問題解消のために、子育てへの不安に応える抜本的な政策を。国民の生命と財産を守り抜くために、毅然(きぜん)と対応する外交を。

信頼と共感。それこそが政治を前に進める原動力だ。国民の声をしっかりと受け止め、寄り添い、全力で挑む。新しい時代を皆さんとともに。

【新型コロナ対策】

・希望する方全員へのワクチン接種を11月早期までに完了する

・ワクチン接種率向上のため、電子的ワクチン接種証明などを活用してインセンティブを付与する

・エビデンスに基づき、3回目の追加接種について準備を進める

・年内の経口薬普及を促進する

・海外でも活用可能な標準を満たす「電子的ワクチン接種証明」、「無料PCR検査所」の設置、「抗原検査」など在宅検査手段の普及により、経済を動かす

・司令塔機能の強化など、公衆衛生分野の危機管理能力を抜本的に強化する

・さまざまな感染症への備えとして、「国産の治療薬やワクチンの研究開発・生産体制(創薬力)の強化」を行う

・人流抑制や医療提供体制確保のための方策について、行政がより強い権限を持てるための法改正を行う

【新しい資本主義】

・約10年後から大量廃棄が発生する初期型太陽光パネルの安全な処分ルール策定とリサイクル技術の開発に取り組む

・防衛・インテリジェンス・海上保安・警察・消防(救急含む)などを担う各機関の体制強化に取り組む

・小型衛星コンステレーションなどの衛星・ロケット新技術の開発や、政府調達を通じたベンチャー支援などにより、宇宙産業市場の倍増を目指す

・5Gの全国展開、6Gの研究開発と社会実装を推進する

・国産量子コンピューターの開発に取り組むとともに、量子暗号通信などの技術領域を支援する

・2030年度温室効果ガス46%削減、2050年カーボンニュートラル実現に向け、2兆円基金などあらゆる政策を総動員する

・究極のクリーン・エネルギーである核融合開発を国を挙げて推進し、次世代の安定供給電源の柱として実用化を目指す

・働く人が誰でも加入できる「勤労者皆保険」の実現に向けて取り組む

・看護師、介護士、幼稚園教諭、保育士らの所得向上に向け、公的価格のあり方を抜本的に見直す

・表現の自由を最大限考慮しつつ、インターネット上の誹謗・中傷やフェイクニュースへの対策を推進し、人権意識向上の啓発活動を強化する

【農林水産業】

・米については、市場隔離効果をもつ新たな特別枠を設け、収入減少に対してはナラシ対策や収入保険で対応し、その支払いまでの間は無利子融資を行う

・2025年2兆円、2030年5兆円の輸出額目標の達成に向け、輸出産地・事業者の育成、品目団体の組織化、戦略的サプライチェーンの構築、加工食品輸出に取り組む中小事業者への支援を行う

【経済対策】

・「テレワーク拠点の整備」「空き家・公営住宅の活用」により、地方移転を希望する人材・企業・大学の受入れ環境を整える

・マイナンバーカード機能のスマートフォン搭載、健康保険証としての利用や運転免許証・在留カードとの一体化、社会保障・税・災害の3分野以外への情報連携を拡大し、マイナンバー利活用を推進する

・自動宅配、リモート診療、リモート学習、自動タクシーなどのデジタルイノベーションを地方から社会実装する

・感染状況などを踏まえた観光需要喚起(Go To トラベルの早期再開など)を推進する