兵庫6区 前職2人に維新が挑み三つどもえに

候補者の演説に耳を傾ける有権者=19日午前、兵庫県宝塚市(一部画像処理しています)
候補者の演説に耳を傾ける有権者=19日午前、兵庫県宝塚市(一部画像処理しています)

19日に公示された衆院選で、兵庫6区(宝塚市など)は、自民の大串正樹氏(55)と立民の桜井周(しゅう)氏(51)の前職2人に対し、大阪以外での勢力拡大を目指す維新が元職の市村浩一郎氏(57)を擁立した。三つどもえの激戦が予想される。

維新は県内12選挙区に前回の倍以上の9人を立てた。民主党時代に選挙区で当選している市村氏は、前回に続いて維新から立候補。宝塚市内で出陣式に臨み、「教育費無償化や手厚い子育て支援で人口増を図る」などと維新の政策をアピールした。

前回は3位で比例復活もならなかったが、維新は今年4月、宝塚市長選で公認候補が当選者に約1600票差と肉薄。7月の県知事選では、自民と相乗りで推薦した候補が当選するなど兵庫での存在感を増しており、陣営は選挙区での勝利を目指す。

受けて立つ大串氏は「3期9年の経験を生かし、4期目も地域、国のために働きたい」とし、携帯電話料金の値下げなどに取り組んだ実績を前面に打ち出す。

19日は朝から街宣車で宝塚市内を回った後、阪急宝塚駅前でマイクを握った。すでに16日には、菅義偉前首相や小泉進次郎前環境相が応援に駆けつけるなどしており、必勝を期す。

前回は選挙区で敗れたものの、比例復活した桜井氏。前回選以降、県連を立ち上げるなど、足元を固めてきた。

19日朝、伊丹市内の事務所前で決意表明。「一番大きな課題は暮らしの底上げ。今度こそ選挙区で当選し、数の力をもって暮らしの底上げをしていく」と訴えた。

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