西武・松坂が涙の引退会見 「この日が来ないことを願っていた」

試合前に行った引退会見で、涙を浮かべながら質問に答えるに西武・松坂大輔投手=メットライフドーム
試合前に行った引退会見で、涙を浮かべながら質問に答えるに西武・松坂大輔投手=メットライフドーム

西武の松坂大輔投手が19日、埼玉県所沢市の球団施設で引退記者会見を行い、「こういう日がなるべく来ないことを願っていた。会見はしたくなかった」と涙を流し、無念さをにじませた。引退試合として、同日の日本ハム戦(メットライフドーム)に先発登板する予定で「(投げて)すっきりしたいなと思う」と話した。

昨年、首の痛みが悪化し、頸椎の手術を決断。復活を目指していたが、今年4月のブルペン入りの際、右打者の頭へと抜けた球をコントロールできなかったことで、引退を考えるようになった。「抜けそうだなと思ったら指先でひっかけるが、それができない感覚。たった1球で、ボールを投げるのが怖くなってしまった」と明かした。腕のしびれも改善せず、今年7月に引退を決断した。今後については「野球界、スポーツ界に恩返したい」と述べた。

日本での通算成績は218試合に登板し、114勝65敗1セーブ、防御率3・04。米大リーグでは158試合で56勝43敗1セーブ、防御率4・45。五輪、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、日本代表のエースとして活躍した。