中国製器具に不慣れな体操ニッポン 村上は予選で会心の演技

体操の世界選手権で中国メーカー「タイシャン(泰山)」製の跳馬で演技する畠田瞳=18日、北九州市立総合体育館
体操の世界選手権で中国メーカー「タイシャン(泰山)」製の跳馬で演技する畠田瞳=18日、北九州市立総合体育館

18日に北九州市立総合体育館で開幕した世界体操選手権は、日本勢が不慣れな中国メーカー「タイシャン(泰山)」の器具で行われている。同じメーカーが使われた2018年大会(ドーハ)ではフロアの反発力の少なさなどに苦戦したが、女子のエース村上茉愛(日体ク)は「器具も改良されて、焦ることもなくできた」。その手応え通り、18日の予選では床運動で会心の演技につなげた。

男子で床運動のスペシャリスト、南一輝(仙台大)は、20日の予選に向け「感覚的には(普段使う日本の)セノーに近い」と気にする様子はない。一方、2018年大会に出場した萱和磨(セントラルスポーツ)は「弾み方が以前と違い(勢いが)吸収される」と心配そうな様子。

女子の畠田瞳(セントラルスポーツ)は技の難度を下げて対応した。

体操はそれぞれの国際大会で器具のメーカーが異なり、メダル獲得へ対応力は重要な要素。東京五輪はセノーを含めた共同事業体の器具が採用されたが、24年パリ五輪では変更される可能性がある。(共同)