与野党「断じて許されず」 北ミサイル発射を非難

JR川崎駅前で第一声を上げる公明党の山口那津男代表=19日午前、神奈川県川崎市(寺河内美奈撮影)
JR川崎駅前で第一声を上げる公明党の山口那津男代表=19日午前、神奈川県川崎市(寺河内美奈撮影)

与野党から19日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を批判する声が相次いだ。「国連安全保障理事会決議に違反するものであり、断じて許されない。東アジアの平和と安定を脅かす」(山口那津男公明党代表)と非難した。

山口氏は「二度と行わないように、国際社会が連帯して阻止しなければならない。そして平和と安定を取り戻す」と川崎市で記者団に強調した。

立憲民主党の枝野幸男代表は、東京都内での街頭演説で「国連安保理決議に明白に違反する暴挙だ」と指弾。「健全な日米同盟を基軸に両国が連携しながら、北朝鮮の暴挙に毅然(きぜん)と対応しなければならない」と訴えた。

共産党の志位和夫委員長は「北朝鮮は核開発と関連活動を中止し、放棄すべきだ。そのために国際社会は、結束して働き掛けるべきだ」とする談話を発表した。

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