米アフガン特別代表が退任 撤収の混乱受け批判

ザルマイ・ハリルザド氏(ロイター)
ザルマイ・ハリルザド氏(ロイター)

バイデン米政権は18日、アフガニスタン和平担当のザルマイ・ハリルザド特別代表が退任し、副代表だったトーマス・ウエスト氏をアフガン担当特別代表に就ける人事を発表した。

ハリルザド氏に対しては、8月のアフガンからの駐留米軍撤収に伴う混乱は、同氏が昨年2月にイスラム原理主義勢力タリバンとの間でまとめた和平合意に原因があったとの見方から政権内外で批判が強まっていた。

国務省によるとウエスト氏は、オバマ元政権期にバイデン副大統領(当時)の安保関連チームや国家安全保障会議(NSC)に参画。今後は、アフガンの首都カブールからカタールの首都ドーハに機能を移転している米大使館と緊密に連携し、ブリンケン国務長官らにアフガン政策を助言するとしている。(ワシントン 大内清)