北ミサイル発射「挑発行為は許されない」 日仏外務・防衛局長協議

日本、フランス両政府は19日、東京で外務・防衛局長級協議を開き、北朝鮮による同日の弾道ミサイル発射について「こうした挑発行為は許されない」との認識を確認した。仏外務省のエレラ政務・安全保障総局長が協議後に記者会見し、明らかにした。

協議では、インド太平洋地域に関する懸案やアフガニスタン情勢、イランの核問題などを議論。南・東シナ海などで海洋進出を図る中国については、双方の分析を共有し、今後の対応についても話し合った。

外務・防衛閣僚会合(2プラス2)の年内開催に向け準備を進めることでも一致した。仏側は宇宙やサイバー分野における人工知能(AI)の活用でも日本との協力を進めたい意向だ。

エレラ氏は会見で、米英豪による安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」創設を受けたインド太平洋地域の政策に関し、「フランスにとって非常に重要な地域であることは変わらない」と述べ、今後も同地域の安定や発展を重視する姿勢を示した。

フランスの排他的経済水域(EEZ)の93%はインド洋と太平洋に位置している。

(坂本一之)