中国「極超音速」報道否定 宇宙船技術の検証と主張

記者会見する中国外務省の趙立堅報道官=9月、北京(共同)
記者会見する中国外務省の趙立堅報道官=9月、北京(共同)

中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は18日の記者会見で、中国が8月に極超音速兵器の発射実験を行ったとする英紙フィナンシャル・タイムズの報道を否定し「ミサイルではなく、宇宙船の再利用技術を検証する日常的な試験だ」と主張した。

趙氏は宇宙船再利用について、使用コストを引き下げる重要な意義があり、宇宙平和利用のため人類に便利で安価な往復手段を提供できると訴えた。世界で多くの企業が同じような試験を実施しているとも指摘した。

宇宙船が戻ってくる前に付属の装置が分離され、大気圏を落下中に燃えて解体。公海に落ちたという。

同紙電子版は16日、複数の関係筋の話として中国が8月、ロケットで打ち上げたミサイルが地球を周回後に下降する兵器の発射実験を行ったと報じた。(共同)