WHO、コロナ起源再調査へ諮問団

【ロンドン=板東和正、北京=三塚聖平】世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの起源調査に関する諮問団を新設し、再調査に向けた仕切り直しに動き出した。WHO国際調査団は流行の震源地となった中国湖北省武漢市で1~2月に初の現地調査を行ったが、その報告書は「武漢起源説」を否定したい中国側の主張をほぼ踏襲した。WHOは中国の意向に縛られない形での現地調査を改めて行いたい考えで、再調査に消極的な中国側との攻防が予想される。

WHOは9月上旬、新型コロナなどのウイルスの起源を検証する諮問団「SAGO」を設立したと発表。今月13日に日本や欧米などから集めたSAGOのメンバー26人を明らかにした。

メンバーには、札幌市の西條政幸医療政策担当部長や、国際調査団の一員だったオランダのウイルス学者らが選ばれた。SAGOは新型コロナの起源に関する情報を精査し、国際調査団が追加の現地調査を行う場合の調査内容を助言する。

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