衆院選山梨 2選挙区に6人が立候補へ

JR甲府駅近くに設置された衆院選のポスター掲示板=18日、甲府市(平尾孝撮影)
JR甲府駅近くに設置された衆院選のポスター掲示板=18日、甲府市(平尾孝撮影)

第49回衆院選は19日に公示され、31日の投開票まで12日間の選挙戦に突入する。山梨県では1区に自民党、立憲民主党の前職と「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(略称・NHK党)の新人、2区には自民の前職、立民の新人、共産党の新人が立候補を表明し、県内では計6人が立候補する見通しだ。

1区では、自民前職の中谷真一氏(45)、立民前職の中島克仁氏(54)、NHK党新人の辺見信介氏(57)が立候補を表明している。

前回の平成29年の衆院選では中島氏と中谷氏が拮抗(きっこう)した。選挙区で勝利した中島氏と、敗れた中谷氏の票差は1131票、比率にしてわずか1%という僅差だった。今回も、激戦とみられているが、前回、比例復活した中谷氏は、選挙区での初勝利を目指す。

NHK党の辺見氏は、新型コロナ対策として、PCR検査態勢の拡充などを会員制交流サイト(SNS)を通じて訴える。

2区には、自民前職の堀内詔子氏(55)、立民新人の市来伴子氏(44)、共産新人の大久保令子氏(71)が立候補を予定している。

堀内氏はワクチン・五輪担当相として入閣したことをアピールする。2区では前回まで自民系から堀内氏と長崎幸太郎氏の2人が出馬し、激しく争ってきた。長崎氏が山梨県知事に転出したため、今回は18年ぶりに自民系で候補を一本化することになる。

堀内氏に挑むのが、市来氏と大久保氏だ。市来氏は、安倍晋三政権、菅義偉(すがよしひで)政権で、国民の政治不信が進むと同時に、経済的な格差が広がったと指摘する。大久保氏は、ジェンダー平等社会の実現、核兵器禁止条約への参加などを訴え、自公政権に批判的な有権者を取り込みたいとしている。市来氏、大久保氏ともに政権交代を訴えるが、2区では野党候補の一本化は実現できなかった。