衆院選19日公示 長野は12人が立候補へ

長野県庁前に設置された衆院選用のポスター掲示板(右)=18日、長野市(原田成樹撮影)
長野県庁前に設置された衆院選用のポスター掲示板(右)=18日、長野市(原田成樹撮影)

衆院選は19日公示され、12日間の選挙戦が始まる。県内の5選挙区では、野党による候補の一本化が進んだ結果、立候補予定者数は12と前回衆院選の18から3分の2に大幅減少する見通し。政権交代を旗印に結集する野党側と、与党としての政策実行力や岸田首相が打ち出す経済成長などへの支持を求める与党側との激しい攻防が予想される。解散前の自民党3人、立憲民主党2人の勢力図からどう変わるか。

選挙区では1、4、5区で与野党の一騎打ちとなる見通し。1区は、立民前職に自民新人が挑む構図。4区は自民前職に共産新人が挑む。立民は全県で唯一候補者を立てず、選挙協力する見通しだ。5区は自民前職に立民新人が挑む。

4、5区では前回自民が勝利しているが「野党票を単純に合算すれば逆転する」と同党関係者も警戒する。

2区は立民前職に前回は比例復活した自民前職と日本維新の会新人が挑む。三つどもえの戦いになる見通しだ。

3区は、前回、希望の党から立候補し、自民候補を破って当選した井出庸生氏が今回は自民候補として4期目を目指す。対する立民は、羽田孜元首相のおいにあたる元JICA嘱託員の神津健氏を新たに擁立した。中選挙区時代から票を奪い合った井出家対羽田家の因縁の対決だ。

井出氏は「性犯罪対策など超党派で取り組んできた。自民入りは、イデオロギーより政策本位でやってきた結果」と支持者に理解を求める。神津氏は「子供の頃にテレビでアフリカの子供の貧しい状況を知り、貧困削減の仕事をしてきた」と弱者に寄り添う姿勢をアピールする。

同区にはほかに、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」からゲーム会社役員の池高生氏も立候補を予定。「党の公約であるNHKの訪問集金問題などを追及していく」としている。