尼崎女性刺殺、元夫の自宅に血の付いた包丁 殺人容疑で逮捕

兵庫県警の任意同行に応じる森本恭平容疑者=16日午後、兵庫県西宮市(藤木祥平撮影)
兵庫県警の任意同行に応じる森本恭平容疑者=16日午後、兵庫県西宮市(藤木祥平撮影)

兵庫県尼崎市のマンション敷地内で住人の病院事務員、森本彩加(さやか)さん(28)が刺殺された事件で、森本さんの元夫の自宅から、血の付いた包丁や衣服が見つかっていたことが17日、兵庫県警尼崎南署捜査本部への取材で分かった。捜査本部は16日夜、殺人容疑で事情聴取していた元夫で会社員、森本恭平容疑者(33)=同県西宮市=を逮捕。今後、詳しい動機などを調べる。

捜査本部によると、恭平容疑者は「殺すつもりで刺しました」と容疑を認めている。司法解剖の結果、森本さんの死因は体を10カ所以上刺されたことによる失血死と判明。傷の一部は肺にも達しており、捜査本部は容疑者に強い殺意があったとみている。

捜査関係者によると、捜査本部は恭平容疑者が住む西宮市内のアパートから刃物などのほか、逃走に使ったとみられる血の付いたバイクを押収。森本さんの血液とみて鑑定を進める。

2人は数年間の結婚生活を経て、数カ月前に離婚したとみられる。離婚をめぐり、容疑者が一方的に恨みを募らせていた可能性があり、捜査本部が詳しい経緯を調べている。

逮捕容疑は15日午後8時20分ごろ、尼崎市昭和通のマンション駐輪場で、森本さんの背中に刃物を突き刺すなどして殺害したとしている。

事件後、犯人がバイクで逃走する様子が付近の防犯カメラに写っており、映像などから恭平容疑者が浮上。捜査本部は16日午後に同署に任意同行し、事情聴取していた。