容赦ない超ひらパー兄さんコラボ広告の破壊力

ひらかたパークがつくった「燃えよ剣」のパロディーポスター。右側は映画ポスターの岡田准一さんの姿をアップにした構図となっている(同パーク提供)
ひらかたパークがつくった「燃えよ剣」のパロディーポスター。右側は映画ポスターの岡田准一さんの姿をアップにした構図となっている(同パーク提供)

燃え盛るイカの姿焼きが刺さった剣を、顔をしかめながら白刃取りする主演俳優-。広告塔に起用している岡田准一さん(40)の主演映画の公開に合わせ、大阪府枚方市の老舗遊園地「ひらかたパーク」(ひらパー)が制作したパロディーポスターが話題を呼んでいる。公開に先立って9月末に発表すると、ツイッターでたちまちトレンド入り。レジャー業界は新型コロナウイルス禍で苦戦を強いられているだけに、担当者は「笑いが集客の後押しになれば」と期待を込める。

「燃えよ剣先イカ」

15日に公開が始まった映画のタイトルは、司馬遼太郎原作の「燃えよ剣」。幕末の動乱期に京都の治安維持を担った新選組の事実上ナンバー2、土方歳三(ひじかた・としぞう)の生涯を描いた作品だ。

「燃えよ剣」のポスターでは、正面を向いた岡田さんが眼光鋭く日本刀を構える。一方、本家をオマージュしたひらパーのポスターは、切っ先にイカの姿焼きが刺さった剣を岡田さんが「うわっ危な。」と白刃取りする様子をとらえている。中央に躍るのは「燃えよ剣先イカ」のタイトル。意味はよく分からないが、インパクトは大きい。

今回で12作目

パロディーポスターは平成25年、枚方市出身の岡田さんが「超(スーパー)ひらパー兄さん」に就任したのを機に制作が始まった。

第1作は同年公開の「永遠の0(ゼロ)」(百田尚樹氏原作)。本家とパロディーを1枚に収め、タイトルを「たいくつな時間0」ともじって笑いを誘った。岡田さんが「園長」を兼務するようになった翌26年以降、パロディーポスターの制作は恒例化し、今回で12作目となる。