「うる星やつら」や「めぞん一刻」で知られる漫画家の高橋留美子さんが16日までに、米国の漫画賞「ハーベイ賞」で殿堂入りを果たした。同賞は米国のコミック業界で最も権威ある賞の一つとされ、昨年は手塚治虫さんが殿堂入りしている。
高橋さんは「素晴らしい賞をいただきありがとうございます。コロナ禍で大変な世の中です。私の漫画が少しでも皆さまの心の安らぎになればと願っています」とコメントした。
高橋さんは昭和53年にデビュー。少年誌や青年誌で「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま½」など主にラブコメディーの分野でヒット作を連発。平成29年に単行本の全世界累計発行部数が2億冊を突破した。