自民元市議、比例での立候補表明 大阪3区断念

衆院選に比例代表から立候補することを表明した柳本顕氏=16日午前、大阪市西成区(北野裕子撮影)
衆院選に比例代表から立候補することを表明した柳本顕氏=16日午前、大阪市西成区(北野裕子撮影)

自民党元大阪市議の柳本顕(あきら)氏(47)が16日午前、同市西成区の事務所で記者会見し、衆院選比例代表近畿ブロックから立候補すると表明した。昨年11月の大阪都構想をめぐる住民投票で公明党が賛成に転じ、自公関係に亀裂が生じたことが国政進出を目指した一因として「より信頼される自公関係を構築しなければならない」と述べた。

大阪3区(大正・住之江・住吉・西成区)からの無所属での出馬を断念したことについて「心の葛藤があり、断腸の思いだ。3区の声を国に届ける役割を担わせていただく」と語った。

断念に際し、7日夜に党本部から「今回の衆院選でしかるべき処遇をする」との連絡があったことも明らかにした。

3区について「公明選挙区として固定化してしまっていることが問題だ。自民党本部には地域の声を聞いてもらいたい」と強調。3区に公明が擁立する候補を「応援していく立場にある」としながらも「すっきりしない部分はある」と複雑な心境を吐露した。

柳本氏は平成27年の都構想住民投票で、反対派の急先鋒(せんぽう)として公明などと共闘し、否決に追い込んだ。昨年11月の住民投票で公明が賛成に転じたことを批判していた。

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