特別速報メール「配信終了」は白紙に 気象庁

気象庁の庁舎=東京都港区
気象庁の庁舎=東京都港区

気象庁は15日、携帯電話会社を通じて防災気象情報を一斉配信する「緊急速報メール」のうち、気象と噴火について、28日に予定していた配信終了を見送ると発表した。28日以降も当面は配信する。気象庁によると、「避難に必要な情報が得られなくなるのではないか」といった意見が寄せられたという。

斉藤鉄夫国土交通相が15日午前の閣議後記者会見で、気象庁に対し、「全国の自治体が避難情報を適切に提供しているのを確認してから終了を検討すべきだ」と調査を指示したと明らかにした。

気象庁は、自治体が住民に避難を促す情報提供が適切に機能しているか改めて確認し、結果を踏まえて配信終了の可否や時期について検討するとした。担当者は「自治体に事前に説明し、了解を得ていると認識していた。混乱を招き、おわびする」と陳謝した。

気象と噴火の特別警報についての緊急速報メールは、発表前でも各地で実情に即した防災態勢が整っている可能性が高いことなどを考慮し、配信を終了する方針を決めていた。緊急地震速報や津波警報・大津波警報の速報は継続する。