代走出場の板山が九回殊勲打 阪神、首位追撃へ一丸

【巨人―阪神】九回、阪神の板山(中央)は先制二塁打を放った後、続く木浪の二塁打で3点目のホームを踏んだ=10月14日、東京ドーム(荒木孝雄撮影)
【巨人―阪神】九回、阪神の板山(中央)は先制二塁打を放った後、続く木浪の二塁打で3点目のホームを踏んだ=10月14日、東京ドーム(荒木孝雄撮影)

ファーム暮らしが長かった男が14日、殊勲の一打でチームを救った。阪神の6年目、板山が0-0の九回に適時二塁打。巨人戦3-0の勝利の立役者は「捨て身の気持ちで食らいつくことしか考えていなかった」と無心での一打を強調した。

七回の代走での途中出場から、この日初めての打席は九回2死一、二塁で巡ってきた。ビエイラに追い込まれた後のスライダーを捉えた打球は右翼フェンスを直撃。中野が二塁から生還し、値千金の一打となった。

13日に1軍登録されたばかりの板山は、矢野監督にとって2軍監督時代からの教え子。「俺自身がうれしい。気持ちの部分で熱くなる」。指揮官も控え選手も一体となった全員野球で首位ヤクルトの背中を追う一勝を挙げ、感無量の表情をみせた。 (上阪正人)

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