レバノンの銃撃戦 旧内戦の最前線、首都緊張  - 産経ニュース

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レバノンの銃撃戦 旧内戦の最前線、首都緊張 

14日、レバノン・ベイルートで銃撃戦後、警戒に当たる兵士たち(ロイター)
14日、レバノン・ベイルートで銃撃戦後、警戒に当たる兵士たち(ロイター)

レバノンの首都ベイルートで14日、昨年8月の爆発事故を巡る抗議活動に向かっていたイスラム教シーア派組織ヒズボラ支持者らが激しい銃撃を受け、銃撃戦に発展した。ロイター通信によると、少なくとも6人が死亡した。ヒズボラはキリスト教系民兵に狙撃されたと主張し、民兵側は関与を否定した。レバノンは政情不安が続いており、緊張が高まっている。

銃撃戦は1975~90年のレバノン内戦の最前線だったシーア派住民地区とキリスト教住民地区の境界で発生した。ヒズボラ支持者らは爆発事故の捜査を担当する判事の解任を求め、キリスト教地区でデモを準備していた。ミカティ首相は冷静な対応を呼び掛けた。

現地からの報道によると、ヒズボラはビルからキリスト教系民兵に狙撃されたと主張した。ヒズボラ側の発砲も目撃されている。レバノンに入り乱れる宗教、宗派の有力勢力は自前の民兵を持つ。重装備の軍が現場に展開し、数時間後に沈静化した。(共同)