伊方原発で事故想定し訓練 愛媛

大分県庁で行われた原発事故を想定した防災訓練=15日午前
大分県庁で行われた原発事故を想定した防災訓練=15日午前

愛媛県や大分県など四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の周辺自治体は15日、原発事故を想定した防災訓練を実施した。四国の他の3県や広島、山口両県、内閣府も参加。新型コロナウイルス感染防止のため、住民が参加する一部の訓練を中止するなど規模を縮小しての実施となった。

訓練では震度6強の地震発生後、冷却水が漏れて原子炉が破損し、放射性物質が放出される事態を想定された。愛媛県では災害対策本部会議が開かれ、中村時広知事がオンラインで「県民の生命、健康を守ることを最優先に住民避難に万全を期す」と述べた。対岸の大分県でも災害対策本部が設置され、職員が愛媛県からの避難者の受け入れ準備や、市町村への情報伝達の手順を確認した。

伊方3号機は令和元年に定期検査で停止した後、宿直中の社員が無断外出して必要な要員数を満たさない違反が判明するなどして停止が続いている。運転再開時期は未定。