首相の東日本大震災・被災地視察を発表 16日から2日間

閣議に臨む岸田文雄首相=15日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)
閣議に臨む岸田文雄首相=15日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)

松野博一官房長官は15日の記者会見で、岸田文雄首相が16、17両日に東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県を視察すると正式発表した。首相が東北を訪問するのは就任後初めて。

岩手県大船渡市で漁業関係者と車座対話に臨むほか、宮城県石巻市の石巻南浜津波復興祈念公園や、福島県の東京電力福島第1原発も訪れる。

首相は15日の復興推進会議で「東北の復興なくして日本の再生なし。閣僚全員が復興相であるとの意識を共有し、被災者に寄り添い復興に向けて全力を尽くしていただきたい」と指示。また、来春に予定されている復興拠点などの避難指示解除について「地元の思いを踏まえ、十分に議論しつつ具体化していく」述べた。

被災地視察について「被災者らから車座で直接話をうかがうことで、今後の復興を一層着実に推進していきたい」と語った。

首相は14日夜の記者会見で、所信表明演説での東日本大震災復興に関する言及が少なかったことを指摘され「復興を軽視しているという指摘は全くあたらない」と反論していた。