【鑑賞眼】TM NETWORK、6年ぶり「再起動」 21世紀のサウンド響かせ(1/2ページ) - 産経ニュース

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鑑賞眼

TM NETWORK、6年ぶり「再起動」 21世紀のサウンド響かせ

6年ぶり「再起動」でライブ映像を配信したTM NETWORK(提供写真/Photo by Kayo SEKIGUCHI)
6年ぶり「再起動」でライブ映像を配信したTM NETWORK(提供写真/Photo by Kayo SEKIGUCHI)

TM NETWORK(ティーエムネットワーク)が、「再起動」と称して6年ぶりに活動を再開。無観客のライブをオンラインで公開した。

宇都宮隆(ボーカル)、小室哲哉(キーボード)、木根尚登(きね・なおと)(ギター)の3人による音楽ユニットで、昭和の終わりから平成の初めにかけて「Get Wild」などの大ヒット曲を放った。強烈なダンスビートと近未来的なシンセサイザーの音色が、当時の世相が放つわい雑なエネルギーと呼応した。

活動10年の平成6年に「プロジェクト終了」。小室のプロデューサー業などおのおのの活動を始めたが、ユニットのほうも断続的に活動。今回は、27年の30周年記念公演以来の「再起動」となる。

小室は30年に引退を宣言していたが、今回、「今しばらく音楽をやらせてください。働かせてください」「このコロナ禍にたくさんのことを考え、奮起いたしました」などとコメントを発表した。

ロックバンドのキッスやイーグルスなど一度解散した後、再集結して音楽を奏で続けるレジェンドは海外でも少なくない。功成り名遂げたミュージシャンは、簡単に引退できないようだ。体の内からわきあがる音楽を、表現しないではいられないのだろう。

今回公開したのは、単に彼らのライブ演奏を収録しただけではなく、SF風味のストーリー性も感じさせる映像作品だ。居並ぶシンセサイザーの間を歩む少女の姿から始まる。9日を初回とし、続きは12月と来年2月に配信する。いずれも有料だ。