犯人はイスラム教の過激派か ノルウェー、5人死亡

13日、ノルウェー・コングスベルグの襲撃現場に集まる警察官(NTB提供・AP=共同)
13日、ノルウェー・コングスベルグの襲撃現場に集まる警察官(NTB提供・AP=共同)

【ロンドン=板東和正】ノルウェー南部コングスベルグで13日、男が弓矢で次々に人を襲撃し、5人が死亡し、2人が負傷した事件で、拘束された容疑者の男はイスラム教の過激派だった可能性もあることが分かった。地元警察はテロかどうかも含め動機の解明を進めている。

英BBC放送などによると、男はイスラム教に改宗した37歳のデンマーク人で、単独犯とみられる。数年前からコングスベルグに住み、地元警察は男が改宗後、過激化する恐れがあるとして、動向の把握に努めていたという。

男はスーパーの店内などで犯行に及び、約30分間、弓矢で客らを襲撃。負傷者の一人は、当時店にいた非番の警察官だった。警察は男が他の武器を使用したかどうかも捜査している。

コングスベルグは首都オスロの南西約70キロに位置し、人口約2万8000人。

ノルウェーの首都オスロやその近郊では2011年、銃が乱射されるなど連続テロが起き、計77人が犠牲となった。犯人の男は「イスラムの侵略と多文化主義から国を守る必要があった」と主張していた。