米加州で山火事 レーガン元大統領の牧場に迫る

13日、米カリフォルニア州サンタバーバラで続く山火事(AP)
13日、米カリフォルニア州サンタバーバラで続く山火事(AP)

【ニューヨーク=平田雄介】米カリフォルニア州サンタバーバラで山火事の火の手が急速に広がり、レーガン元米大統領の「西のホワイトハウス」と呼ばれた牧場を脅かしている。13日は消防士約1500人が消火活動に参加し、空から防火剤をまくなどして延焼を防いだ。

山火事は11日にサンタバーバラ北西32キロの地点で発生し、3日間で約5500ヘクタールを焼失。地元メディアによると、火の手は一時牧場の約400メートルまで迫ったが風向きが変わり、13日昼の時点で延焼を免れている。

この牧場はレーガン氏が同州知事だった1974年に購入を決意。太平洋を望む高地にあることから「空の牧場」と名づけ、81~89年の大統領在任中に計364日を過ごした。英国のエリザベス女王や旧ソ連のゴルバチョフ元大統領ら要人を招いたこともある。

ロイター通信によると、同州では今年、約1万7千平方キロメートルを焼失した昨年を上回る過去最悪のペースで山火事が広がっている。