ろうそくが照らす枯れ山水 京都・東林院 - 産経ニュース

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ろうそくが照らす枯れ山水 京都・東林院

東林院で明かりが灯された「雲収明月出」=14日午後、京都市右京区(渡辺恭晃撮影)
東林院で明かりが灯された「雲収明月出」=14日午後、京都市右京区(渡辺恭晃撮影)

京都市右京区の東林院で14日、夜間特別拝観「梵燈のあかりに親しむ会」の試験点灯があった。梵燈は瓦とろうそくを使った手作りの照明。日が暮れた午後5時半ごろ、約800の梵燈やあんどんが枯れ山水の庭を照らすと、幻想的な光景が浮かび上がった。

特別拝観は15~24日で、毎年この時期に行っている。今年は、禅語の「雲収明月出」を梵燈とあんどんで表現。雲は煩悩を、明月は全ての生き物が生まれながらに持つ、仏となることのできる性質を意味するという。西川玄房住職(82)は「揺れ動く明かりと対話しながら、安らいでもらえたらうれしい」と話した。特別拝観は午後6~9時で拝観料は600円。